前回記事でVer2の制作開始について書かせて頂きました。
今回は続編として作業経過をご紹介させて頂きます。
採寸とマーキング
メインのゴミ箱となるフレームを4本切り出しました。
本来は、カットはカット、穴あけは穴あけとひとつの工程はまとめて作業した方が効率が良いのですが、2連、3連とするアイデアを追加したものの材料不足で週末まで買いに行けませんので取り敢えずメインの方の作業を前に進めます。
カットの次は、センターに穴を開けるために採寸します。
シンワ測定の「一発止型定規 ポリカーボネート」(メーカーページはこちらから)という商品です。材料の直角精度を信頼出来る場合はこれを使えば垂直方向を一発で出せます。
ポリカーボネートだと踏んづけて割ってしまう可能性もありますので、心配な方はアルミタイプをお勧めします。
シンワ測定 一発止型定規 アルミ(メーカーページはこちら)
下穴をあける
この穴あけは、4本ともセンターに寸分の狂いなくビシッと垂直に穴を開ける精度が求められます。本来はボール盤を使用して正確に穴をあけたいところなのですが、生憎ボール盤を持ち合わせていません。
このようなドリルガイドを買っても良いんですが、あくまでもボール盤を買うまでの繋ぎでしかないので、出来れば出費は押さえたいところ。
そこで、今回は両側センターから穴をあける手法でいきます。
上側も4本マーキングしますして穴あけ前の準備が終わりました。
以前購入した下穴をあけるためのドリルが先日パキッと折れてしまいました。
こんな感じで先端が折れてしまっているのが分かるかと思います。
写真でいうと、上の穴が裏側から貫通した穴で、下の穴が表側からあけている穴です。
手作業なので、表・裏から開けると誤差が出てしまいます。(´;ω;`) プロはボール盤など使わなくても一発で垂直に穴をあけると聞きますので、やっぱりプロは凄いです!
私は毎回写真のようなズレが出ます。ズレる位置もほぼ同じなのである意味手作業の精度が上がってきているのかも知れませんが(笑)このズレを修正しようとすると大けがをするんですよね~。
厚み15mm程度でこんなにズレるんで、もっと厚みのある穴あけだとやっぱり手作業は厳しいですね。
ま、この穴は拡張していくので、この段階でのズレは特に問題にはなりません。
ネジ・ナット頭+ワッシャー分の座ぐりを入れる
折り畳み時の収納性を出来る限りコンパクトにするために、ネジとナットの頭を隠す細工をします。
使う工具は前回でも登場したフォスナービット。
ボルトの頭+ワッシャーはノギス読みで4.55mmくらいですかね。
ということで、ボルトの頭側は4.6mm~5.0mm、ナット側は5.0mm~5.2mmくらいを目安に座ぐりを入れることにします。
セットする際に穴とビットの頂点をしっかり合わせてズレなく保持することが大事です。
それから、動き出し時に最もズレやすいので、初めは超低速で当たりを付けてから徐々に速度を上げていって彫り込んでいくと良いかと思います。
続いてボルトを通すための穴をあけます。
今回使うボルトはM5ボルトなので
ボルト径は5mm弱ですかね。ノギス読みだと4.90mmくらいです。
5mmのドリルでも良いんですけど、5mmだとかなりきつい感じになると思うので、今回は5.5mmのドリルを使います。適度な遊びで良い感じになると思います。
木の上側に注目です。見事にボルト頭が隠れています!のでこれで良しとします。
結構バリが出てしまっているので、後ほどまとめて紙ヤスリなどで綺麗にしていきますが、一先ず穴あけ工程はこんな感じで進めていきます。
これをメインフレームは4本分、ナット側とボルト頭側とで座ぐり深さが少し変わるのでここだけ間違えないように注意です。
次回に続きます。
あーーーとにかくボール盤が欲しい(;´・ω・)
ボール盤があれば垂直穴あけの苦労が激減するはずなんですが、、、
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