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【DOMETIC辛口本音レビュー】冷蔵庫をフィールドに持ち出す!ドメティック3WayクーラーACX35Gはおススメです

ポータブル冷蔵庫

冷蔵庫今回はアウトドアやキャンプなど、100Vコンセントが使えないところで大活躍!のドメティックのクーラーをご紹介致します。

DOMETIC|ドメティック/ポータブル冷蔵庫3Way COMBICOOL ACX35G


まずは外観から。
メタル調の外観でCoolです。サイズはW500×D443×H440mmです。

天板部分はプラスチック製ですが、非常に頑丈な作りで好印象です。

後部は本体の冷却のためかパンチング穴やスリットが多くあけられています。

最大の特徴!ACX35Gは保冷ではなく冷蔵庫である

アウトドアやキャンプで使うクーラーボックスの多くは「保冷」を行うモノですが、ACX35Gは冷蔵庫、つまり冷やすことが出来る点が最大の特徴です。

一般的なクーラーボックスは冷えた状態をどれくらいの時間保持できるのか、という点がクーラーボックスとしての機能・能力になりますので、どれだけ高価なクーラーボックスを購入しても庫内をさらに冷やすことは出来ません

家庭用の冷蔵庫と比べてしまうと、この「冷やす」能力は限定的と言わざるを得ませんが、それでも、ACX35Gは冷蔵庫なので、少しでも庫内を冷やすことが出来る能力というのは大変魅力があります。

電源はAC100V、DC12V、CB缶(カセットガスボンベ缶)の3way仕様

ドメティックのクーラーの最大の特徴でもある電源3Way仕様をご紹介します。

使用する前日:AC100Vコンセントで冷蔵庫を冷やしておく


日本の住宅であればどちらのご家庭にも100AC電源(一般的なコンセント)があると思いますので、使用する前日からスイッチを入れて庫内を冷やしておきます。
キャンプ前日、夜寝る前に電源を入れておけば朝には冷えていると思いますが、個体差がある可能性を考慮すると、車に積み込む時間から計算して半日前から冷やしておくと万全でしょう。

移動中:車のシガーソケットからDC12Vを使って冷やす


車で移動するときにはシガーソケットからDC12Vを給電します。

アウトドア・キャンプ現地では:CB缶(カセットガスボンベ缶)を使って冷やす


アウトドアやキャンプ場、野営地の現地に到着したらCB缶(カセットガスボンベ缶)に切り替えて使用します。

気になる消費電力は?


消費電力は、AC100Vで507kWh/年です。電力会社との契約形態によりますが、調べてみたところ
500kWh使用、契約容量50Aのケースで、電気料金は約16,000円/年間消費電力です。

キャンプ1回あたりにACX35Gを100V電源で使用する時間は出発前半日間です。
因って16,000円÷365日÷2=約22円

キャンプ1回あたり22円と計算出来ます。

DC12V使用時は、ガソリン車、電気自動車、ハイブリッド車でそれぞれ燃料代が変わってきてしまうので計算を諦めました(笑)
が、基本的には車の発電機を使って給電出来るとみなせますのでDC12Vの電気代は考慮しなくても良さそうです。

CB缶は、1本あたりパワーMAX運転で約24時間使用可能ですので、キャンプやアウトドアでフィールドにいる日数分だけCB缶の燃料代が掛かります。
コンビニで買えば高くつきますし、ホームセンターでまとめ買いしておけば安くなりますので、ここも燃料代の算出は控えます。

調整機能


こちらがACX35Gの操作パネルになります。

AC電源使用時、CB缶使用時はそれぞれ冷やす強さを設定できます。
特に意図が無ければ両方パワーMAXで使用しておけば問題ありません。

DC12V使用時は自動的にパワーMAXでの運転となり、ON/OFFのスイッチもありません。

仕様(容量、サイズや重量など)

仕様は以下の通りです。

  • 容量:31リットル
  • 重量:約14kg
  • サイズ:W500×D443×H440mm
容量はたっぷり31リットル

重量は14kg

中身を入れていない状態で重量は約14kgです。水分を20L入れたとして34kg+αです。
特別なトレーニングをしていない、一般的な男性であれば、35~40kg程度は持ち運び可能ですがそれ以上となるとちょっと厳しいと思います。


両サイドにこのような取っ手があるのですが、奥行きが443mmあるのでやや持ちにくい印象です。
ちょっと運ぶのであれば取ってで十分、フリーサイトなど長距離を移動する際は底部分をしっかり持つようにした方が付かれないと思います。またはカートを使いましょう。

大柄な男性であれば問題ないかも知れません。

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保冷能力は一般的な樹脂製クーラーボックスの”42倍”KRクールBOX

ACX35Gを使用した感想、レビュー

良い点:冷やすことが出来る点はやはりとても便利◎

上にも書きましたが、冷蔵庫として、継続的に冷やすことが出来る、という点においては秀逸なアイテムであると思います。
3泊4日のキャンプで使用しましたが、当然ながら常時庫内を冷えた状態にすることが出来ています。

クーラーボックスでは、魚釣り用の高級なクーラーボックスであればかなり高機能なので長期間保冷が可能ですが、それでも冷やすことはできません。ので、期間が伸びればいずれACX35Gに軍配となります。

良い点:AC100V、DV12V、CB缶の3Way電源は最強かも

電源3Wayは使い勝手も良く非常に重宝する仕様です。CB缶を使わずOD缶のみを使用する方にとってはメリットも半減してしまうかもですが、CB缶は高価なガスではないので、割り切って買い足す、というのも一案かと思います。それくらい、個人的には冷やす能力には魅力があると思います。

注意点:保冷の能力は高くない

何度も書いていますが、ACX35Gはクーラーボックスではなく冷蔵庫なのでクーラーボックスとしての保冷性能が高いわけではありません。ので、電源をOFFにしてしまうとどんどん庫内の温度が上昇してしまいます。庫内を冷えた状態に保つためには常に電源を確保する必要があります。
特に積み込み時と荷下ろし時は注意が必要です。

積み込み時は、他のキャンプギアを大量に積み込む必要があるので、車のエンジンを切っている状態になっていることが多いと思います。
車のエンジンを始動する直前まで100V電源で冷やしておくことがポイントになります。

続いてアウトドア、キャンプサイト現地に着いた時も注意です。
エンジンをOFFにしたと同時にほとんどの車はDC電源もOFFになりますので、ACX35Gへの給電がストップしてしまいます。
サイト設営などでうっかりCB缶への切り替え運転を忘れてしまうと庫内の温度が上昇してしまいますので、CB缶への切り替え運転を忘れずに、という点に注意が必要です。

それから、フィールドで使用中にも注意が必要です。
一般的なクーラーボックスにも言えることですが、開けっ放しにしているとドンドン冷気が逃げてしまい、庫内を冷やすのにまた時間が掛かってしまいます。ので、開け閉めは最小限に、という点はクーラーボックス同様に注意が必要です。それでも、ACX35Gは時間さえ掛ければ逃げた冷気を取り戻すことが出来ますのでここはやはりメリットです。

注意点:CB缶の在庫切れに要注意

CB缶は、1本あたりパワーMAX運転で約24時間使用することが出来ます。必要な分だけCB缶を準備しておかないと燃料切れでただの箱になってしまいます(笑)ので注意が必要です。

注意点:奥行きがあるので持ち運びに少し苦労

こちらも上に書かせて頂きましたが、思った以上に奥行きがあるので、持ち運びがやや大変です。
女性の方は特に、だと思いますので、女子キャンなどの時は2名で持つかまたはキャリーカートを使うと安全かと思います。

注意点:ガス使用時は天板にモノを載せないこと


CB缶、ガス使用時は本体後部の下から小さいですが炎が出ていることが視認できます(次回使用時に写真を撮っておきます)
ので、CB缶使用時に天板の上にモノを載せるのは火災の恐れがあるので厳禁です。
まぁ上蓋開閉式の冷蔵庫なので、天板の上にモノを載せること自体あまりないシチュエーションかと思いますが。

それから、可能性は低いと思いますが、車内やテント内で使用する際も火災につながる危険性があることを十分認識したうえで、自己責任で使うようにお願いします。

注意点:廃棄時にはリサイクル料金がかかる


一般的なクーラーボックスは、不燃ごみや粗大ごみなどで捨てることが出来ますので、通常廃棄のためにお金は掛かりません。が、ACX35Gは所謂冷蔵庫としての扱いとなり、家電リサイクル法の対象製品になっているため、廃棄時にはリサイクル料を支払う必要があります。

商品情報

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保冷能力は一般的な樹脂製クーラーボックスの”42倍”KRクールBOX

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